真宗本廟 (東本願寺、真宗大谷派)【京都市下京区観光】
東本願寺はJR京都駅の中央改札口を出て、京都タワーを越え、5分ほどまっすぐ進むと左手に見えてくる真宗大谷派の本山東本願寺。
正式名称は真宗本廟。世界最大級の木造建築である御影堂には、宗祖親鸞聖人の木像(御真影)が安置されている。御影堂の隣に並ぶ阿弥陀堂には、本尊の阿弥陀如来を安置している。両堂とも元治元年(1864年)に、禁門の変の兵火により焼失し、明治28年(1895年)に再建された。御影堂の正面に建つ御影堂門は、京都三大門のひとつに数えられる。両堂と同じく1864年に焼失したが、明治44年(1911年)に再建された。視聴覚ホールや展示ギャラリーを併設する参拝接待所などの施設もある。
御影堂ごえいどう〔重要文化財〕
境内のほぼ中央に建つ、宗祖親鸞聖人の御真影ごしんねいを安置する真宗大谷派の崇敬の中心をなす重要な建物です。
正面76m、側面58m、高さ38mの規模をもつ世界最大級の木造建築物で、2019年に国の重要文化財に指定されています。
現在の御影堂は、蛤御門の変による焼失の後、 1895(明治28)年に再建されたもので、阿弥陀堂、御影堂門とともに2011(平成23)年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌の特別記念事業として大規模な修復がなされました。
堂内の正面中央に親鸞聖人の御真影が安置されており、左右には歴代門首の御影や第8代蓮如上人の御影、また十字・九字名号が掛けられています。
内陣・外陣に敷かれた畳をあわせると927畳にも及びます。
阿弥陀堂〔重要文化財〕
正面21m、側面13m、高さ27mで、木造建築の山門としては世界最大級であり、木造建築の二重門としては、日本一の高さと言われています。
重層造りで、楼上には東本願寺の正式名称である「真宗本廟」の額が掲げられ、浄土真宗の根本聖典『仏説無量寿経』が説かれた場面を表す、釈迦如来・弥勒菩薩・阿難尊者の三尊像が安置されています(通常非公開)。
阿弥陀堂門〔重要文化財〕
御影堂門の南側に建つ、切妻造・唐破風付の四脚門形式の門です。
江戸時代には「唐門」と呼ばれており、明治時代の火災による焼失後、1911(明治44)年に落成されました。
鐘楼〔重要文化財〕
朝のお勤めの合図や、法要などが勤まる前に撞かれる撞鐘が吊り下げられています。
現在の撞鐘は、 2010(平成22)年におよそ400年ぶりに新調されたものです。
手水屋形〔重要文化財〕
手水屋形は入母屋造り、本瓦葺きであり、石の水盤が据えられ、その上に乗せられた銅製の竜の口から水が注がれています。竣工は1895(明治28)年頃と言われています。
真宗本廟 (東本願寺、真宗大谷派)
開門時間 | 3月~10月/5:50~17:30、11月~2月/6:20~16:30 |
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住所 | 京都府京都市下京区烏丸通七条上る |
連絡先 | 東本願寺 075-371-9181 |
アクセス |
【電車】 JR京都駅からから徒歩7分 |
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